徳島市議会 2019-12-10 令和 元年第 5回定例会-12月10日-20号
そのためには、スダチや鳴門金時、シイタケなどの農業所得の向上に寄与するブランド品目を推進するとともに、意欲ある農業者へ寄り添い、未来に向けた挑戦への取り組みを支援していく必要があると考えております。こうした中、議員からお話のありました、若手就農者による、徳島を代表する農作物である藍を活用した商品開発への試みは、未来につながる可能性を秘めた動きであります。
そのためには、スダチや鳴門金時、シイタケなどの農業所得の向上に寄与するブランド品目を推進するとともに、意欲ある農業者へ寄り添い、未来に向けた挑戦への取り組みを支援していく必要があると考えております。こうした中、議員からお話のありました、若手就農者による、徳島を代表する農作物である藍を活用した商品開発への試みは、未来につながる可能性を秘めた動きであります。
また、ソフト面の支援・指導につきましても、販売の多チャンネル化のシステム構築やブランド品目を利用し、いわゆる6次産業において徳島市の人気土産物になるような食品等の開発、また、それ以外にもお考えがあればお聞かせください。 地場産の食材活用商品を提供するとくしまIPPIN店についてであります。
市といたしましても、本市の農業の特性である特定のブランド品目が定着している状況においては、必ずしも活用が図られる制度ではないものと認識しているところであります。 こうしたことから、地区の状況にかかわらず、活用が図ることができる制度への見直しについては、国との意見交換など、さまざまな機会において働きかけを行っているところであります。
次に、地産地消の取り組み状況についての御質問でございますが、現在本市の主なブランド品目は、主要市場での販売の優位性を背景に、生産者・農協・漁協においても高値で取引ができる大消費地に向けた出荷が多く、市内での流通が少ないといった課題がございます。
現在のブランド品目については、農協等が中心となり、全国各地の卸売市場やバイヤーへの優位販売が続けられているところでございます。 しかし、近年輸入農水産物の増加や国内の産地間競争も激しさを増しており、販売単価が伸び悩むなど、生産者は厳しい状況に置かれております。
こうしたことから、今後も既存のブランド品目を中心とし、新たな特産品目の検討も視野に入れながら、消費者から信頼される農業、安心・安全な農産物の提供を基本に、生産、流通、販売の振興に市が率先して取り組んでいく姿勢が重要であると思います。
〔経済建設部長 谷 重幸君登壇〕 ◎経済建設部長(谷重幸君) 周年販売の直売所の設置についての御質問でございますが、本市農業は、これまでも生産者の長年の自助努力により、多くのブランド品目を育んでまいりました。 しかし、青果など農水産物の価格形成は、消費の動向に左右されやすく、また近年の生産資材費の高騰等の影響により、生産者は厳しい状況に置かれております。
その推奨農産物として、とくしま特選ブランド品目認定を受け、三野町中晩柑生産研究会が推進をしていますはれひめについて取り組んでいるところでございます。まだ栽培を始めてから8年ほどしかたっていないこともあり、生産量が少ないことや三野地区に合った栽培技術が確立されていないことから、安定した供給体制の整備が急がれるところでございます。
このため、本市においても、農家の所得向上につながる施策を打ち出していくべきと考えますが、本市では現在、そういった農家の所得向上につながる農産物の消費拡大に係るブランド品目のPRなど、どのような事業を行っているのか、また、今後減反が廃止された場合、市独自の農業振興のための政策を打ち出すべきと思うが、その点を含めた徳島市としての農政の方向づけについてお聞かせください。
また、県外への情報発信といたしまして、京阪神での本市ブランド品目のキャンペーンを毎年行っており、昨年度は菜の花を選定し、大阪の市場において試食販売などを実施し、多くの消費者に親しんでいただきました。そのほか、観光キャンペーンと連携し、8月下旬に行われます東京高円寺の阿波おどりに合わせて特産品のスダチの配布を行い、広くPRするとともに、首都圏においてのスダチの認知度向上も図っております。
一方、現在のブランド品目に続く新たな品目や加工を視野に入れた付加価値の創出については、生産者、農協、事業者等においても鋭意研究、開発を進めているところと認識をしておりますが、全国ブランドとしての商品の確立化には課題も多いことから、現在においては十分な成果があらわれておりません。
このため、平成17年度から徳島市農林産物ブランド育成方針を定め、産地と品目のブランド化を図るため、ハード面での支援や、ブランド品目について認知度の向上、消費拡大を目的としたPR活動にも一層力点を入れて取り組んでいるところでございます。
今日鳴門わかめなどを初めとした全国に誇るブランド品目については、生産技術の向上や販路の開拓により比較的安定した経営が続けられています。 しかしながら、漁業の健全な発展や水産ブランドの拡大を真剣に取り組んでいくには、本市の漁業の将来を担う若い世代の漁業者を育成し、一人でも多くの漁業経営者を確保していくことがまことに重要となってまいります。
本市農漁業は、これまで生産者の長年の自助努力により、多くのブランド品目をはぐくんでまいりました。特に、なると金時、レンコン、鳴門わかめなどの主要なブランド品目は、現在全国でもトップクラスの販売単価を実現しているところでございます。 しかし、青果、鮮魚など農水産物の価格形成は、消費の動向や流通に左右されやすく、生産者は厳しい状況に置かれております。
本市農業の優位性を検証してみますと、産地が京阪神地域の大消費地に近いこと、周年を通じて定時・定量による効率的な出荷体制が確立されていること、栽培技術の改善と高度化が多くの生産者に普及していること、農協の組織力や高品質なブランド品目の定着により販売基盤が確立されていることが挙げられます。
本市のブランド化の目指す方向は、一つには安全・安心を基本とし、農薬などの使用の栽培履歴が確認でき、生産・流通・販売に一体的に取り組むブランド対策であること、二つには、多様な経営体による安定供給や多品目な農産物による個性豊かな産地づくりであること、三つには、県域及び地域で取り組むブランド品目については、関係機関と連携して取り組むことなどを基本としているところでございます。
しかし、まだまだ規模も小さく個人経営的なものが中心であることから、本市といたしましては今後とも事例調査を進めながら、市内農業の二極化を打開する新たな流通販売の手法として、新鮮さ、安さが付加価値となり、生産者の顔や声を直接消費者に伝えることができる産直などへの取り組みを通じて、水産物、加工食品、工芸品等の農産物以外の品目とのコラボレートによる消費拡大、ブランド品目以外の農産物の新たな販売路の開拓、付加価値
さらに、そのブランド育成品目のうち特に優先的に振興を図る必要がある農林産物として、現在、ブロッコリーやシイタケ、渭東ネギなど10品目をブランド品目として認定し、JAを中心として販路を拡大するなど、産地競争力を高めるため、重点的に取り組んでいるところでございます。
農業、漁業において多くのブランド品目を抱える本市といたしましては、市民を初め消費者に安心していただける安全で高品質な食品を将来にわたり生産し、集約的な流通体制のもと、安定的に消費者に供給していくことが使命であると考えております。
本市の特色を色濃くあらわす農水産品として、全国にも知られたなると金時や鳴門わかめなどのブランド品目を初め、その他にも高品質を誇る農水産物が数多くございます。こうした本市の誇る農水産物のさらなる販路の拡大や鳴門ブランドの浸透、新たな鳴門ブランドの確立を目指し、全国各地で私みずからトップセールスに邁進しているところでございます。